ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は26日、BMWモトラッド初となるモータースポーツ仕様のMモデル「M1000RR」の受注を2月1日に開始すると発表した。納車は初夏を予定する。
水冷式4気筒1.0リットル直列エンジンは「S1000RR」をベースに、可変バルブタイミングとバルブリフトを変化させる「BMWシフト・カム」を採用。最高出力は156キロワット(212馬力)、最大トルクは113ニュートンメートルを発揮する。
加速時にダウン・フォースを生み出す「Mウイングレット」は、タイヤの接地圧を増大させ、ウィリーの傾斜を抑制することでトラクションコントロールの制御を減らし、加速性能を高めた。
四輪車のMモデルと同様に「Mブレーキ」を初採用した。最大限の耐フェード性と制御性を発揮する。キャリパーは陽極酸化処理でブルーにコーティングした。
価格は、標準モデルが378万3000円、特別装備を採用したMコンペティション・パッケージモデルが428万円(消費税込み)。