ワクチン輸送は温度管理など条件が非常に厳しい(写真は冷凍車イメージ)

政府が、新型コロナウイルス感染症を予防するワクチンの輸送体制の構築を急いでいる。正式に供給契約を結んだ米ファイザー社は昨年12月中旬、鹿児島県と沖縄県への輸送について検証を実施。物流会社による陸送を基本とし、一部空輸でワクチンを運べる手段を確立した。残る米英2社の製薬会社も、すでに国内配送網の確認に向けた準備に入った。政府は2月下旬までにワクチン…