前回募集した「東京オリンピック・パラリンピック」仕様

 国土交通省は、新たな「全国版図柄入りナンバープレート」のデザイン案の募集を2月1日に開始する。全国版としては第3弾。「日本を元気に!」「立ち上がれ美しい日本」をテーマとし、30歳未満の若年層から幅広くデザインを募っていく。デザイン案を一般公募するのは現在交付中の「東京オリンピック・パラリンピック」仕様に次ぐが、大型イベントに連動しないものは初めて。アイデアやコンセプトの制約を限りなく減らし、自由な発想で長く支持されるデザインを目指す、デザイン案の募集は3月30日の正午までで、新デザインによるナンバー発行は2022年4月となる見込みだ。

 国交省では新たな全国版の図柄入りナンバープレートについて、これまでよりも長い5年間の発行期間を想定している。長期にわたって、日本の元気を取り戻すようなデザインのナンバープレートを全国に普及させることで、より多くの人にクルマを通じたメッセージを伝えていく狙い。また、若い人の活力を引き出すという狙いから、応募資格に年齢制限を設けたという。すでに視認性確保につながるデザイン上の要件や様式などは公開しており、専用サイトで応募を受け付ける。国交省では東京オリンピック・パラリンピックの96件を上回る100件の応募を目指す。

 募集締切後は自動車技術会の協力を得て、1次審査を実施して10作品程度に絞り込む。2次審査は「新たな図柄入りナンバープレートの導入に関する検討会」のメンバーにより、5作品程度に選考する。これらについて国民から意見を募った上で、その結果を踏まえて最終審査し、今夏にも採用デザインを決定する構えだ。この応募者には賞金として100万円を贈るという。

 一方、国交省では25年に開催が予定されている「日本国際博覧会(大阪・関西万博)」に合わせ、全国版図柄入りナンバープレートの発行も計画している。これまでの東京オリンピック・パラリンピックやラグビーワールドカップと同様に、大会を盛り上げる役目として期待をかけている。地方版図柄入りナンバープレートの発行も広がっており、さまざまな彩りのナンバープレートを増やすことで、日本の自動車文化の発展や市場活性化にもつなげていきたい考えだ。