日産自動車は20日、電気自動車(EV)のコンセプトバン「e-NV200ウィンターキャンパーコンセプト」を発表した。小型商用車「e-NV200」をベースに、欧州で制作した。ソーラーパネルで充電した電力によって稼働するキッチンを備え付けたほか、地上高を引き上げるなど専用のチューニングを施した。

 e-NV200と「e-NV200エヴァリア」に欧州限定の架装を行い、さまざまなアウトドアシーンに適用させた。ルーフに設置したソーラーパネルから220ボルトのバッテリーへの充電を可能にし、電力の自給自足を実現する。

 フロントの強化スチールバーにツインスポットライトを取り付け、夜間の視認性を高めた。欧州設定の純正アクセサリーとして、フロント・リアのマッドガードやラバーマットなどを装着する。