日立Astemo(アステモ)は18日、オンラインで事業説明会を開いた。成長事業の一つとして掲げた電動車向けの領域では、モーターやインバーターなどの製品群を中心に、今後5年で3千億円の投資を予定する。

 日立アステモは、日立オートモティブシステムズ(AMS)と、ホンダ系のケーヒン、ショーワ、日信工業の4社が統合し、今月1日に立ち上がった。ブリス・コッホ代表取締役プレジデント&CEOは新会社の方針として「4社の強みと規模を生かした価値創造に取り組む」と説明した。4社統合のシナジーとして、2025年度までに600億円を見込む。インバーターやモーター、油圧サスペンションなど車の電動化で需要増が期待できる領域の研究開発に優先的に投資する。

 また、日立製作所との協業などで、電子制御装置(ECU)などADAS(先進運転支援システム)領域でもイニシアチブ獲得を狙う。二輪車向けではホンダ系3社の知見を生かし、キャリパーやサスペンションを軸に売上拡大を図る。今後5年で売上収益を5千億円積み上げ、2兆円規模を目指す。

 グローバルで141ある生産拠点に関しては、統廃合も含め最適化を進める。