支給切り替えで浮いた生産能力は国内取引先に振り向ける(知多工場)

愛知製鋼は、2022年度からタイとフィリピンの子会社に支給する特殊鋼材を日本製からインド製に切り替える方針を明らかにした。安価な中国製鋼材に対抗するとともに、日本の生産能力を国内取引先に振り向ける狙いがある。将来は日本とインドを供給元とした鋼材サプライチェーン(供給網)を構築、機械加工領域も強化し、エンジンのほか電動車向けの部品受注につなげる。2…