アウディジャパン(フィリップ・ノアック社長、東京都品川区)は13日、SUVモデルの電気自動車(EV)「e-tron(イートロン)50クワトロ」を同日に発売したと発表した。小型化した71キロワット時の容量を持つバッテリーを積載し、1回の充電で316キロメートル(WLTCモード)走行できる。9月に発売した「イートロンスポーツバック」にも「50」を設定し、小型化したバッテリーを積載することで軽量化を図って高い走行性能を実現した。
搭載する2基のモーターは、最大出力230キロワット、最大トルク664ニュートンメートルを発揮する。停車時から時速100キロメートルまでに到達する時間は6.8秒。車重は「イートロンスポーツバッククワトロ1stエディション」が2560キログラムだったのに対し、「イートロンスポーツバック50クワトロ」では2410キログラムと150キログラム以上軽量化した。荷室容量は660リットル。
価格は、イートロン50クワトロが933万~1108万円、イートロンスポーツバック50クワトロが1143万円(消費税込み)。イートロン正規販売店(52店舗)で取り扱う。