ボルボ・カーズは、ベルギーのゲント工場の電気自動車(EV)の生産能力を2022年までに現在の3倍に増強すると発表した。これにより、生産能力の約6割がEVになる見込みだ。
同社は25年までに世界販売台数の5割をEV、残り5割をハイブリッド車(HV)とする目標を掲げている。ゲント工場ではすでに「XC40リチャージ」などの電動車を生産しており、20年代半ばにはスウェーデンのショブデ工場で電動車用モーターの完全自社生産も開始する計画。商品群の拡充と生産能力の増強を進めることで、電動車戦略を加速させる。