2021年度の道内経済は、新型コロナウイルスのワクチン普及やコロナ禍で落ち込む21年度の反動増などで個人消費を押し上げるとみられる。物価変動の影響を除いた実質成長率は北洋銀行3・1%、北海道銀行2・9%と予測する。両行とも感染症拡大の影響を色濃く受ける20年度見通しのマイナスからプラスに転じるとした。個人消費は所得の伸び悩みが続くものの、北洋銀3…