ホンダは24日、「N-BOX(エヌボックス)」をマイナーチェンジして25日に発売すると発表した。内外装のデザインを変更したほか、抗ウイルス用品をディーラーオプションに新設定し、コロナ禍で高まる衛生面のニーズに応える。同車は登録車を含む車名別販売台数で3年連続でトップを獲得しているが、直近3カ月はトヨタ自動車の「ヤリス」に首位を奪われた。商品力を向上し、販売台数の拡大につなげる。

 N-BOXの外観は、ヘッドライトとグリルの形状を変更したほか、メッキバーをロアグリルに追加。内装はダークブラウンに変更し、上質感を高めた。N-BOXカスタムはアッパーグリルのメッキを強く立体化するなどのフロントフェイスの押し出し感を強調し、ノーマルグレードとの違いを明確化した。

 車両価格は142万8900円(消費税込み)から。月販計画は1万7000台。