ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン、クリスチャン・ヴィードマン社長、東京都千代田区)は22日、「7シリーズ」の限定車「ピュア・メタル・エディション」を発表した。「750Li xドライブ・エクセレンス」をベース車に、外装色にピュア・メタル・シルバーを採用した。独自企画「BMWと日本の名匠プロジェクト」の第2弾となる限定車で、内装には日本の伝統技法を取り入れている。

 鍛金家で人間国宝の奥山峰石氏が、「打ち込み象嵌(ぞうがん)」と呼ばれる伝統技法を用いて銀板に枝垂れ桜を加飾し、ドア・トリムや助手席側のインストルメントパネルに施した。同氏の作品として人気が高い桜の花の模様をデザインした専用ワインカップも2個装備した。

 来年1月29日午前11時から公式ECサイト「BMWオンライン・ストア」を通じて2台限定で販売し、納車は来年春頃を予定する。価格は2650万円(消費税別)。