プラットフォームやユニットを刷新し、車格を上げた

トヨタ自動車の新型「MIRAI(ミライ)」は、初代の中型セダンから高級FR(後輪駆動)サルーンへと大胆に路線を転換した。中型では水素タンクの搭載スペースが限られがちな上、さまざまなパワートレーンが入り乱れる中で乗用FCVとしての利点を明確に打ち出せないと判断したためだ。トヨタは今後、新開発のFCスタックを商用車向けなど多方面に売り込むが、乗用FC…