日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会は7日、「2020-2021 日本カー・オブ・ザ・イヤー」にスバル「レヴォーグ」を選出した。スバル車の受賞は2016年の「インプレッサ」以来、4年ぶり。41回目となった今年度のノミネート車は、19年11月1日から20年10月31日までに国内で発表された全45台の乗用車。モータージャーナリストら60人が選考した上位10台の中から最終選考投票によって今年度のイヤーカーを決定した。

 レヴォーグは、「スバルグローバルプラットフォーム」とフルインナーフレーム構造の組み合わせで実現したハイレベルな操縦性と快適性の両立、新開発1.8リットル直噴ターボエンジンのリーン燃焼といった新しい技術への取り組みとユーザー目線の開発姿勢、高度運転支援システム「アイサイトX」などが評価された。

 このほか、インポート・カー・オブ・ザ・イヤーにはグループPSAジャパン「プジョー208/e-208」を選出。また、デザイン・カー・オブ・ザ・イヤーにマツダ「MX-30」、テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤーにアウディジャパン「アウディe-tron(イートロン)スポーツバック」、パフォーマンス・カー・オブ・ザ・イヤーにニコル・オートモビルズ「BMWアルピナB3」をそれぞれ選んだ。さらにK CARオブ・ザ・イヤーに日産自動車/三菱自動車「ルークス」「eKクロス スペース/eKスペース」を選出した。