三菱自動車は4日、「エクリプスクロス」をマイナーチェンジするとともに、プラグインハイブリッド車(PHV)仕様を追加して発売した。クーペ調のスタイリッシュなデザインや「アウトランダーPHEV」よりも手ごろな価格を特徴として打ち出し、受注拡大を図る。

 マイナーチェンジでは、前後のオーバーハングを延長し、全長を従来モデル比で14cm伸ばした。PHVシステムの搭載を可能とするとともに、よりダイナミックなデザインに仕上げた。

 価格はPHVが384万8900円、ガソリン車が253万1100円から(いずれも消費税込み)。月販目標は1000台でうち700台がPHV。10月15日から11月末までの事前受注は約2000台。21年内には欧州やオーストラリアなどに展開する計画だ。