図1

ホンダの4輪開発はマトリックス組織で行われていた。それは、「シビック」とか「アコード」という商品開発を担う横刺しチームに、エンジン・ボディなどの機能開発を担う縦組織の室課からメンバーを提供する形で構成され、そのまとめ役をPLと呼んで、機能室課の技術とチームの商品魅力/コストの両方を担った。商品コストを抑えすぎると自分の室課の品質がよくならず、また…