極東開発工業は18日、新型コンクリートポンプ車「ピストンクリートPY120B―26D」を24日から発売すると発表した。長さ26㍍級のM型4段屈折ブームを搭載した。ブーム軽量化のほか、車両の機動性やポンプの圧送能力を向上した。

 作業時にスペースが限られる都市部などの現場にも対応できるように、ホイールベースは5千㍉㍍、車両全長は9460㍉㍍と従来機よりも400㍉㍍ずつ短縮し、コンパクトな設計とした。また、ポンプユニットの性能も高めた。メインポンプの制御方式を電気制御にして、従来機に比べ約35%最大出力を向上した。

 販売価格は7372万円(希望小売価格、消費税抜き、シャシ―価格込み)で、年間50台の販売を目指す。