デンソーと子会社のデンソーエアクール(西山宏社長、長野県安曇野市)は、バス用「プラズマクラスターイオン発生機」を開発した。来年1月から発売する。

 車内空気の浄化ニーズを踏まえ、シャープの協力を得て現行品に比べて放出するイオンを約3倍に増やした。イオン発生部品やモーター、排出孔も改良し、多量のイオンを広範囲に行き渡らせられる。観光バスのほか、頻繁に乗降扉を開閉する路線バスでも効果があるという。