Booking Carのコストイメージ

 トヨタモビリティサービス(村上秀一社長、東京都中央区)は12日、社用車を営業時間外に従業員に貸し出すことができるクラウドサービス「ブッキングカー」を発売したと発表した。

 社用車の利用状況をデジタル管理し、休日などに遊休資産となっている社用車を貸し出すことで従業員満足度向上を図るとともに車両コスト削減につなげる。同サービスでは、管理画面上で社用車の利用稼働状況を拠点や車両ごとに確認できるほか、従業員へ貸し出すことによるコスト削減効果も確認できる。従業員はパソコンやスマートフォンで社用車を予約でき、オプションのキーボックスを活用することで24時間無人でキーの受け渡しも可能となる。

 サービスの月額利用料金(消費税別)は1台当たり900円となるが、従業員が私的利用する際の費用が上乗せされ、社有車のコストは20%以上削減できるという。利用拡大に向け、1拠点最大50台まで3カ月間無料で利用できるキャンペーンを展開する。