日産自動車は19日、SUVの新型「ローグ」を10月下旬から北米市場で販売開始すると発表した。約7年ぶりの全面改良となる新型は全方位運転支援システム「セーフティ・シールド360」を全車標準装備する。運転支援システム「プロパイロットアシスト」はカーナビゲーションの地図情報を活用して高速道路のカーブや分岐などで適切な車速に調整する新機能を備える。

 2・5㍑DOHC4気筒エンジンや新開発の車両制御技術を採用し、走行性能を引き上げた。ボディーカラーは同車初の5種類のツートーンカラーを用意した。

 新型ローグは、事業構造改革「ニッサンネクスト」をけん引する新型車の一台。今後「アリア」など新モデルの投入で北米市場のモデルラインアップを刷新する。