トライアルのイメージ

 日野自動車とグループ会社のモビロッツ(木内宏成社長、東京都新宿区)は16日、コネクテッド技術を活用した予防整備により車両の稼働最大化に貢献する「ICT予防整備モニタリングサービス」の試験運用を今月から順次開始すると発表した。車両から収集したデータを基に不調の予兆をモニタリングし、予防整備を実施する。

 毎月定額のメンテナンス料で事前に検知した部位への予防整備を受けることができる。突発の不調リスクの低減や追加コストの抑制につながる。

 新たにトライアルする同サービスは日野が全国販売会社と進めているコネクテッド技術を活用した予防整備提案に、モビロッツが提供するファイナンスサービス組み合わせたもの。今後2年を期間として試験運用を実施する。予防整備の対象部品を見極めるなど評価・検証を行いながら、正式サービスとして展開を目指す。