JVCケンウッドは14日、「ケンウッド」ブランドから初となる携帯式アルコール検知器「CAX―AD100」を発表した。発売は11月下旬で、価格はオープン。トラック・バスなどの運行事業者に加え、通勤などで自動車・自転車を利用する個人ユーザーの使用も想定する。

 付属のアタッチメントと市販ストローにより、外気の影響を受けず高精度な測定が可能なストロー方式と、息を直接吹きかけるオープンブロー方式の2通りの測定方法に対応する。半導体式のセンサーは加熱することで反応を促進させる仕組みで、付着した汚れや不純物の除去もできる。センサー寿命は1年または5千回で、交換時期になると交換マークが点滅し通知する。携帯性に優れた小型設計とするとともにデザイン性も高め、飲酒・残酒を意識するユーザーの日々のチェックを促す。