バーチャル展示のイメージ

 東京オートサロン事務局は7日、カスタマイズカーやアフターパーツの展示会「東京オートサロン2021」を来年1月15~17日の3日間、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催すると発表した。新型コロナウイルス感染防止対策の一環としてオンラインでの映像配信やバーチャル展示会を並行して開催する。イベント会場では政府の基本方針に沿って入場人数に上限を設ける。チケットはオンラインで12月1日から事前販売する予定。

 オートサロンの開催は今回で39回目。多くのアフターパーツメーカーやカスタムショップがパーツや車両を展示するほか、近年では国内自動車メーカーや輸入車インポーターの出展も目立つ。また、レース参戦車両の展示やモータースポーツ活動の発表を行う場としても注目されている。今回のイベントでは新型コロナ対策として入場者数を制限するとともに一般公開は16、17日の土・日曜日に限定。初日の15日は関係者および報道陣のみに公開する。初の試みとなる「オンラインオートサロン」では、ブースや出展車両、コンパニオンなどの映像を現地から配信する「オートサロンTV」と、クラウド上の展示会を観覧できる「バーチャルオートサロン」を用意する。