クラレは、再生炭生産設備を増設すると発表した。瀝青炭ベースの活性炭などを手掛ける米国子会社カルゴン・カーボンのベルギー拠点の生産能力を年間1万1千㌧引き上げる。投資額は非公表。稼働は2022年下期を予定している。カルゴン・カーボン社は、クラレが2018年に買収した。使用済みの活性炭を高温熱処理して性能を回復させる活性炭の再生事業などを展開しており…