昨年の東京モーターサイクルショー

 東京モーターサイクルショー協会(赤坂正人会長)は28日、2021年に開催を予定していた「第48回東京モーターサイクルショー」を中止すると発表した。今般の新型コロナウイルス感染症に収束の兆しが見えていない現状から、来場者や出展企業関係者らの安全と健康を最優先する。

 同ショーは「見て、触って、体感するイベント」として企画・運営しており、同協会では今年の第47回東京モーターサイクルショー中止以来、政府や東京都の対応、他業界の状況などを見ながら次回開催に向けた準備を進めてきた。しかし、21年春においても感染リスクのなくなることが予測できない状況にあることから、開催中止を決定した。

 同協会では新型コロナ感染症の収束状況をうかがいながら、次回の22年開催を目指すとしている。