IoT機器と連携することで警告通知も可能になる

 沖電気工業は、AI(人工知能)を使って映像をモニタリングする映像AIソリューション「AISION(アイシオン)」を発売したと発表した。ディープラーニング技術を用いて映像データをリアルタイムに解析するもので、第1弾製品として通行車両の事故防止や安全管理を実現する「車両センシングシステム」を発売した。

 アイシオン車両センシングシステムは、通行車両の安全管理上の課題をディープラーニング技術で解決するもの。エッジ(現場)領域で車両をリアルタイムにセンシングすることで、例えば、道路や駐車場の通行台数、速度や逆走の検知などの複数の検知処理を同時に行うことができる。また、IoT機器と連携することで、検知情報を基に走行車両に対してパトランプやスピーカー、電光掲示板などで警告を通知できるようになる。

 価格(消費税抜き)は1セット68万円から。セットには、AIエッジコンピューターと車両センシングパッケージを含む。