テープ状のヒーターでさまざまな車種のライトに対応する
外気温が5度を下回ると加熱しライト表面の雪を融かす

 PIAA(寺田浩康社長、東京都文京区)は、ヘッドライト・テールライト用融雪ヒーターを10月に発売する。外気温に応じて自動でライト表面に熱を加え、降雪時の視界確保を支援する。ヒーター部をライト表面に貼り付ける構造を市販品として世界初採用し、ライトの形状を問わずさまざまな車種に適合する汎用ヒーターとした。価格はオープン。

 外気温プラス50度の熱を加えることで、ライトに付着した雪を融かし照射性能を確保する。外気温センサーを付属し、外気温が5度を下回ると自動で作動する。ヒーター部をライトに直接貼り付ける構造に加え、アクセサリー電源または車幅灯への結線によるリレーハーネスなしでの電源供給を可能として、取り付けの容易さを実現した。取り付けた状態で洗車機を使用できるなど、耐久性も追求した。