三菱ケミカルは、自社が所有するリチウムイオン電池用電解液に関する特許に対して出されていた異議申し立てについて、特許庁が有効と判断し、三菱ケミカルの特許維持が決定したと発表した。同社が持つ特許は、電解液の性能を向上させる添加剤に関するもので、電気自動車(EV)の高寿命や高出力、高充電特性につながる内容となっている。2017年3月に異議申し立てを受け…