EV市場の拡大に合わせ長期的に需要を獲得する

昭和電線ホールディングスは、2026年度に自動車向けの売上高を18年度実績比約2倍に当たる525億円に引き上げる。戦略商品の高機能無酸素銅「MiDIP(ミディップ)」を使用した駆動用モーターの巻線など、電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)向け製品を軸に拡販する。電動車は世界的な燃費規制の強化を追い風に需要が拡大する見通しだ。EVに欠かせない…