乗用車メーカーの国内生産が、コロナ禍による生産停止や減産から徐々に抜け出し回復基調を示している。7月は乗用車メーカー8社のうち、スズキがプラスとなり、スバルとダイハツ工業もほぼ前年実績並みまで台数を戻している。トヨタ自動車やマツダも着実に減少幅を縮めているが、日産自動車と三菱自動車は前年実績の半数に届かない水準が続いており、回復度合いに差も出始め…