国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」は、目標期限の2030年まで10年を切った。政府は昨年12月に策定したアクションプラン2020で、今後の10年を「行動の10年」と位置付けたが、その後に拡大したコロナ禍はSDGsの達成に大きな影響を与えた。国連は最近の発表で「コロナ禍が貧困解消などで積み重ねてきた数十年の前進を後戻りさせている」と指摘…