ゼネラルモーターズ・ジャパン(GMジャパン、若松格社長、東京都品川区)は27日、日本に投入予定のスポーツカー「シボレーコルベット」の価格を発表した。最も低価格の「クーペ2LT」が1180万円で、2021年5月から納車を開始する。

 新型車は19年7月に米国で発表した8代目。ミッドシップの駆動レイアウトを初めて採用し、操作性、快適性を高めた。国内では今年1月の東京オートサロンで米国仕様車を初披露し、同時に予約の受付を開始した。日本市場にはコルベットブランド初の右ハンドルが導入されるほか、GMジャパンがゼンリンデーターコムと共同開発した完全通信車載ナビ「クラウドストリーミングナビ」を標準装備する。

 モデルはクーペ2LTを含め3種類用意し、価格(消費税込み)はコルベットとして初めてハードトップを採用した「コンバーチブル」が1550万円、「クーペ3LT」が1400万円(消費税込み)。