ホンダが、英国工場で生産する日本向けの「シビック」について、寄居工場(埼玉県寄居町)への生産移管を検討していることが明らかになった。2021年中の英ウィルシャー州スウィンドン工場での四輪車生産終了に伴い、日本への一部移管によって国内拠点の稼働率を高める狙いがある。

 シビックはホンダを象徴する世界戦略車で、4ドア「セダン」や5ドア「ハッチバック」、5ドアスポーツ「タイプR」などを展開している。英国工場で生産するシビックのうち、日本向けはハッチバックとタイプRを生産している。

 日本では4ドアのみを生産していたが、国内向けは8月に生産を終了する。これまで英国から輸入していた分について生産を国内に移管することで、日本の生産拠点の稼働率を高める。

 販売面では、17年に約6年ぶりにシビックシリーズを国内に復活させた。19年暦年のシリーズの国内販売台数は、4ドアが1806台、5ドアが6447台、タイプRが2684台。