ナビタイムジャパン(大西啓介社長、東京都港区)は、ルート検索「ナビタイム」のウェブサイトなどで提供するレンタカーの情報について、新たに6社との連携に対応したと発表した。新型コロナウイルス感染症の影響で自動車を活用した移動が見直される中、レンタカーの情報と予約機能を拡充することで、利用の拡大を目指す。

 既存の6社と合わせて12社のレンタカー予約情報をルート検索「ナビタイム」のウェブサイトなどで提供できるようになった。アプリ版でも近日中に対応する。さらに旅行プラン作成サービス「ナビタイムトラベル」では、サイトとスマートフォンアプリの両方で直接予約が可能になった。

 新たに加わったのは、ククルレンタカー、スカイレンタカー、Jネットレンタカー、ニコニコレンタカー、ホンダレンタリース北海道、ルフト・トラベルレンタカーの6社。ルート検索結果にレンタカーを利用できるルートが表示された場合、そのまま空車確認から予約までの一連の捜査を行える。

 これまでは、オリックスレンタカー、タイムズレンタカー、トヨタレンタカー、日産レンタカー、バジェットレンタカーに対応していた。コロナ禍によって旅行やビジネスによるレンタカーの利用は大幅に落ち込んでいたが、今後は感染防止を目的に利用の拡大を見込んでおり、対応レンタカー会社を拡充することでユーザーの利便性向上につなげていく。