上場乗用車メーカー6社の2020年度設備投資額は、前年度比6・8%減の2兆4600億円となる見通しだ。設備投資が前年度を下回るのは2年連続。自動車市場の停滞を受けて19年度も投資を抑制する方向にあったが、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえて、投資をさらに圧縮、先送りする。ただ、総額では減少する見込みだが、新型車や新技術の生産対応に向けた投資は継…