クラリオンは、国内で展開するクラウド活用型車両管理サービスに、人工知能(AI)顔認証サービス機能を9月に追加すると発表した。事前に登録した顔写真と運転中に撮影した写真を、AIを活用して比較認証することで、個々のドライバーごとの運転データを集積する。

 車両管理サービス「セーフ―DR」は、ドライブレコーダーと専用サーバーを双方向通信させるフリート向けサービス。9月からは、AIを使って顔認証を行う新機能を設定する。

 ドライブレコーダーにオプション装着したカメラで撮影した運転中の写真と事前登録した写真をAIが比較し、個別の運転手を識別する。危険挙動や走行距離、時間など運転手に紐づけたデータを専用サーバーに集積し、位置情報や運転スコアなどと合わせて運行管理者に提供する。