マツダの2019年度世界生産台数は前年度比8・6%減の143万4204台だった。国内生産は堅調だったものの、タイ、メキシコ、中国がいずれも新車市場の低迷を背景に1割以上減少した。特に米国向けの輸出が多いメキシコの生産台数は、生産能力に対して約5割と稼働率の低さが目立った。マツダは量より質を重視する「ブランド価値経営」を徹底する方針だが、トヨタ自動…