フロント

 ユピテル(高橋圭三社長、東京都港区)は、2カメラ型全周囲ドライブレコーダー「marumie(マルミエ)Q―30R」を発売した。車両側方や車内を1台で撮影可能な水平360度画角のフロントカメラに加えて、独立したリアカメラを備え、より確実な記録を可能とした。

 リアカメラは可動式のレンズ部を備え、リアガラスそばの最適な位置への取り付けが可能。単体式の全周囲カメラよりもさらに鮮明に後方を撮影するともに、反射による車内の映り込みも低減する。

 前後カメラはソニー製のスタービス搭載CMOSセンサーを備え、ハイダイナミックレンジ(HDR)機能も搭載して、明暗差のある環境でも確実に撮影する。GPSデータに基づいた各種情報も同時に記録するほか、Gセンサーによる衝撃検知機能も搭載し、常時録画とは別にイベント記録ができる。オプションの電源ユニットを使えば、駐車中の当て逃げや車上荒らしなども撮影可能。SDカードチェック機能やバックアップ機能も充実させ、突然の記録漏れを防ぐ。32㌐ バイト のマイクロSDを付属し、価格はオープン。カー用品量販店向けに展開する。