トヨタ自動車は5日、「カムリ」を一部改良し、発売40周年記念の特別仕様車を加えて発売した。月販2400台(うち特別仕様車は500台)を見込む。

 駐車時の衝突を防ぐ「インテリジェントクリアランスソナー」をXグレードも含めて全車標準としたほか、死角からの車両接近を警告する「ブラインドスポットモニター」「リヤクロストラフィックオートブレーキ」をWS、Gグレードに装備するなど安全性能を高めた。

 特別仕様車「ブラックエディション」は「セリカ カムリ」として1980年に発売されてから40周年を記念したモデルだ。WSグレードに特別な外板色と本革シートを採用したほか、ブラック塗装の18㌅アルミホイールやシートヒーター(前席)、助手席パワーシートなどを追加した。

 価格(消費税込み)は、一部改良前から据え置いたWSの一部グレードをのぞき、2万9千~6万6千円高の348万5千~464万8千円。