日本ミシュランタイヤ(ポール・ペリニオ社長、東京都新宿区)は4日、公道走行可能なサーキットタイヤ「ミシュラン パイロットスポーツ カップ2 コネクト」を9月1日から順次発売すると発表した。

 世界中のレースで培った技術を盛り込むとともに、サーキットへの往復時もタイヤを交換することなく公道を走行可能とした。イン/アウト側のコンパウンドを別配合として操縦安定性やグリップ性能などを高めたほか、アウト側ショルダー部分には異常摩耗を抑制するコンパウンドを採用し、高耐久性・長寿命も実現した。タイヤ内部は強度や耐熱安定性を高めたベルト素材として路面追従性を向上させ、トレッド面の形状に合わせた新設計の構造としてハンドリング性能やブレーキング時の安定性も追求した。

 タイヤ内側には送信機設置用のコンテナを設け、コネクト機能にも対応する(電波法不適合のため日本国内での使用は不可)。17~21㌅の23サイズを用意し、価格はオープン。