スペイン工場

武蔵精密工業は、欧州の生産体制の再構築に乗り出す。冷間鍛造工程をスペイン工場に、熱間鍛造工程をドイツの工場にそれぞれ集約するなどして生産ラインの最適化を進める。設備の売却等も視野に入れ、来夏をめどに完了させる。足元では新型コロナウイルスの影響で工場の稼働率が昨年の2割減に落ち込んでおり、当面はこの状況が続くと見ている。ラインの集約を進めて稼働率を…