「AIセンシング」を搭載したDRV―MR8500
360度撮影可能なDRV―C750

 JVCケンウッドは、「ケンウッド」ブランドのドライブレコーダー新製品2種を発表した。

 前後2カメラモデルの「DRV―MR8500」は、同社製ドライブレコーダーとして初めて「AIセンシング」機能を搭載。後方車両の急接近や蛇行運転をリアカメラが自動で検知し、ドライバーに警告音と画面表示で知らせるとともに、イベントフォルダに録画する。WQHD画質の前後カメラはF1・6レンズとソニー製スタービスセンサーを採用し、HDR機能も搭載して、あらゆる環境で鮮明に撮影する。

 水平360度撮影対応モデルの「DRV―C750」は、HDR機能を備えたF1・8カメラを搭載。前後に加え左右や車室内も鮮明に撮影し、並走車による幅寄せや車内でのトラブルを監視できる。360度パノラマモードのほか、前後2分割録画、前後左右4分割録画、俯瞰でのラウンド録画にも対応する。別売りリアカメラ「CMOS―DR750」も同時発売し、リアウインドーが小さい場合や後席に大きな荷物を積載した場合でも確実に後方を撮影できる。

 両機種とも、Gセンサーによる衝撃検知時のイベント録画や24時間駐車監視、リアカメラのスモークシースルー機能などを充実させた。一律4万円を補償する「交通事故時ドライブレコーダー買替補償金制度」にも対応する。DRV―C750およびCMOS―DR750は8月下旬、DRV―MR8500は9月中旬の発売を予定し、価格はいずれもオープン。