オランダのヒア・テクノロジーズは、英調査会社のOmdia(オムディア)の「位置情報プラットフォームインデックス」において、ヒアが最上位になったと発表した。プラットフォームの網羅性と市場での浸透度の点で高く評価された。同社は今後、自動車業界だけでなく、物流や都市部の渋滞問題などさまざまな課題に取り組む。

 同調査では、グーグルやトムトムなど位置情報データやサービスを提供する主要12社を評価対象としている。位置情報の中核的な機能に加え、このプラットフォームが開発者や幅広い位置情報コミュニティー向けに公開しているデータや機能も評価の対象とした。

 オムディアは、ヒアの強みとして開発者に対する浸透度合いとパートナーネットワークを挙げている。特にアジア地域では三菱商事とNTTがヒアの株式を保有し、輸送や物流での戦略的提携を行っていることに言及。ADAS(先進運転支援システム)や3D高精度地図(HDマップ)の分野のほか、物流や通信、小売りといった業界でのヒアの躍進を評価した。

 ヒアのエザード・オーバービークCEOは、オムディアの独立した立場からの見解は大きな励みになるとして、「都市部の渋滞への取り組みから、サプライチェーンの可視化の向上、物流や重要なミドルマイルとラストマイルの配送サービスに至るまでのさまざまな課題の解決に取り組む」とした。