DⅰDⅰモビリティジャパン(シュ・ケイシ社長、東京都千代田区)は24日、運営するタクシー配車アプリのサービスを一部のエリアで7月1日をもって中止すると公式ウェブページで公表した。北海道、兵庫県、広島県、沖縄県の一部市町村で中止するほか、青森県など11県は全域で使用できなくなる。

 新型コロナウイルスの感染拡大によりタクシーの需要も落ち込んでいる。こうした中、利用の多い東京都や大阪府をはじめとした都市部に提供エリアを絞り、収益性を高める。

 同社のタクシー配車サービスは2018年に大阪でスタートした。その後、東京をはじめ、全国各地に利用可能なエリアを広げ、現在は25都道府県でサービスを提供している。