永守重信会長(右)と関潤社長

日本電産が、欧米の車載関連生産拠点での「日本電産DNA」の浸透に注力している。また、新型コロナウイルスの感染拡大を機に、在庫の見直しや余分な倉庫を洗い出すなど、経費削減も進めている。同社は17日、京都市内の本社で株主総会と定例会見を開いた。コロナ禍で事業環境は厳しいが、永守重信会長は「ピンチの時、日本電産は伸びるというジンクスがある。人命は最優先…