ディフェンダーのオンラインイベント告知

 ジャガー・ランドローバー・ジャパン(マグナス・ハンソン社長、東京都品川区)は15日、オンラインの活用を中心にした新たな活動方針を策定し、運用を始めたと発表した。「ジャガー」と「ランドローバー」それぞれが開設するウェブサイトを刷新し、試乗予約やサービス入庫予約などをオンラインで行えるように機能を拡充した。ビデオ通話サービスを活用したオンライン商談も系列販売店での導入に向けて準備を進めている。

 新型コロナウイルスのまん延で従来の営業活動が難しい中、インターネットを活用した接点づくりを目指す。同社では、すでに新車や認定中古車の購入予約が出来る「オンライン・セールス・アドバイザー(OSA)」を運用している。ウェブサイトをリニューアルしたのに合わせ、試乗予約とサービス予約の機能を追加。来店による入庫だけでなく、販売店スタッフによる引き取りにも対応するという。

 また準備中のオンライン商談は、ビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」を活用して運用する予定だ。さらに希望者の自宅に試乗車を届ける「オンラインデリバリー試乗」も計画しており、まずは東京都内の販売店でスタートする。

 また「新しい生活様式」に対応した新たな取り組みの第1弾として、新型「ディフェンダー」のオンラインイベントを動画配信サイト「ユーチューブ」で17日に開催する。ランドローバーのブランド・アンバサダーを務めるプロゴルファーの原英莉花選手らが出演し、4月9日に受注を開始したディフェンダーの特徴を紹介する。