道路運送車両法では、自動車メーカーが新車を1台ごとに陸運局の車検場に持ち込んで、ステアリングやブレーキなどが国の基準に適合しているかどうか新規検査を受ける必要が定められています。しかし、これでは手間がかかり、ユーザーに新車が届くまでの時間が遅くなるため、大量生産する自動車を対象に1951年に作られたのが「型式指定制度」です。これは自動車メーカーが…