自動車では軽量化が可能なエンジニアリングプラスチックの需要は大きい(写真は高強度の透明樹脂)

住友化学は2025年までに、自動車用の次世代電池やディスプレー材などを手掛ける高機能材料分野で、コア営業利益を現在の約8割増となる800億円に引き上げる。エンジニアリングプラスチックやフィルムタッチセンサーなどの拡販を進めるほか、固体型電池の開発も強化する。21年度を最終年度とする中期経営計画の達成は、石油化学品市況の低迷などが影響し困難な状況に…