第三者認証機関の米ULは、3Dプリンターや素材を手がけるアスペクト(早野誠治社長、東京都稲城市)の3Dプリンター用樹脂材料に日本初の認証を発行したと発表した。ULは2017年4月に射出成型など従来手法の認証制度を拡張し、3Dプリンターに用いる樹脂材料向け認証プログラムを導入している。

 3Dプリンターの造形方法は、材料押出法(FDM)や粉末床溶融結合法(PBF)など多岐にわたる。試験片の出力方法でサンプルの燃焼性や着火性、電気特性など樹脂材料の性能に影響を与えるため、ULの認証プログラムでは3Dプリンターや材料に関する一貫性と有用性を高めるデータを提供しているという。

 ULジャパンの山上英彦社長は「既存技術と新技術の融合が、複雑でカスタム対応を必要とする製品設計や、進化した製造の実現に寄与することが期待できる」とコメントした。