昨年のレース

 トヨタ自動車は21日、今年の「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」への参戦を見送ると発表した。トヨタ・ガズー・レーシングとして2007年から13年連続で参戦してきたが、今年は新型コロナウイルス感染症の拡大により参戦する社員や関係者の安全確保が難しい上、新型エンジンを初投入するため、安全に完走することが難しいとみて見送りを決めた。参戦自体は継続する考えで、早い時期に来年への参戦へ向けて準備を始めるという。また、5月24日にはスバルなどとともにオンラインイベント「eニュルブルクリンクレース」を開く予定だ。

 今年のニュルブルクリンク24時間レースは、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて開催が9月に延期されている。