日産自動車は19日、国内工場の生産停止を6月も継続して実施すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大による部品調達の遅れや新車需要の落ち込みを踏まえ、国内3工場での生産調整を引き続き実施する。
5月の大型連休以降、追浜工場は11、12日の生産を停止しているが、加えて25日と6月1日も停止する。栃木工場の停止期間は11~15日、18~20日、28~29日と発表していたが、これに加えて21日、6月1~5日、8~12日、15~19日も稼働を停止する。
日産自動車九州では5月11~13日の稼働を停止。14日以降も第2工場を中心に生産停止期間を設けた。6月は1~5日の5日間生産を停止し、第2工場では8~12日、15~19日、22~26日を昼勤のみ稼働する。
追浜工場では主力の「ノート」や電気自動車「リーフ」、栃木工場では上級セダン「スカイライン」、日産自動車九州では「エクストレイル」や「セレナ」に加え海外向けの製品を生産している。